むくみ体質改善は意外と簡単!たった4つのことでむくまない身体を作る方法
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最終更新日:2014/01/15
ダイエット成功のために必要なこと
「飲み会の次の朝、起きたら顔がパンパン」「いつも履いてたブーツが履けない」
女性なら必ず「むくみ」に困った経験があると思います。
実は「むくみ」と「肥満」は少なからず関係があります。むくみの改善方法の前に、まず何故むくみをそのまま放置してはいけないのかを説明します。
目次
むくみと肥満の関係
むくみやすいひとは太りやすい?
「むくみやすいひとって太りやすいって聞いたんですけど」と質問されることがあります。
むくみの原因はアルコールや塩分の摂り過ぎなど色々ありますが、一番の原因は「筋肉を使わないこと」です。筋肉はポンプの役割も持っていて血流やリンパの流れにも影響します。
男性に比べて圧倒的に女性のほうがむくみやすいのは、女性のほうが筋肉量が少ないからです。そしてただでさえ少ない筋肉を使っていないと基礎代謝が落ち、消費カロリーも低下します。
つまり、むくみやすいひと = 基礎代謝の低いひと = 消費カロリーが少ないひと = 太りやすいひと となります。
太るともっとむくみやすくなる
太ってしまうと身体が大きくなっているために血の巡りが悪くなります。筋肉で身体が大きくなっているのならば、筋肉がポンプの役目になって血がちゃんと戻ってくるのですが、脂肪で身体が大きくなっている場合は血がちゃんと戻っていきません。
その結果老廃物と水分がたまり、むくみを引き起こします。
むくみ改善もダイエットの一部!
このように肥満とむくみは悪い影響をもたらしあう関係があります。ダイエットをするならばちゃんとむくみを改善する方法も身につけておきましょう。
4つのことに気を付けてむくみ体質を改善しよう
1時間以上おなじ姿勢でいない
学校やデスクワークなどで座っている時間が長くなるとどうしてもちゃんと血が戻って来なくなります。最低でも1時間に1回はちゃんと立ち上がりストレッチし血の巡りをよくしましょう。
もっとも効果的なことは散歩です。歩くことが血流の循環を良くしてくれます。
ふくらはぎの筋肉を動かそう
ふくらはぎの筋肉を動かすことで脚に貯まる老廃物を押し流してくれます。ふくらはぎが大きく動くのは背伸びをした状態のときです。
座っているときはたまに足首を回すようにして、歩くときはつま先で地面を蹴るように歩きましょう。
階段は靴の先のほうが接するように登り、立っているときは背伸び運動をたまにしてあげましょう。ひとの身体はよく出来ているのでこまめにふくらはぎの筋肉を使うように意識することで、むくみにくい体質になれます。
塩分を摂りすぎないようにする
外食やインスタント食品は嗜好性を高めるために塩分が多いものが少なくないです。
1日の推奨塩分摂取量は10gなので、気をつけないとすぐに10g以上摂ってしまいます。カロリーを気にできるなら塩分も気にしましょう。
和食が多いから大丈夫、なんてひとも注意が必要です。つけものやみそ汁など和食にも塩分が多いものもたくさんあります。(梅干しは1粒で2gも)
もし塩分摂りすぎたと思ったら、カリウムというミネラルが塩分排泄に効果的です。新鮮な野菜や果物に多く含まれています。
ただカリウムは熱に破壊されてしまうので火を通した野菜にはほとんど含まれません(カボチャだけはカリウムが残ります)なので塩分を摂りすぎた日には果物を食べると良いでしょう。
アルコールを飲んだ日はスポーツドリンクを飲もう
アルコールを飲むと次の日むくむ、というひとは多いです。実はこのむくみは老廃物や血の巡りが、というよりも「血管内脱水」という状態が引き起こすものなのです。血管にあるべき水分が血管の外に漏れてしまって戻って来れずにむくんでしまうという症状です。
水分は漏れてしまって血管内だけ脱水症状があることが「血管内脱水」です。防ぐためには脱水症状に効果があるポカリスエットなどのスポーツドリンクを飲むことがオススメです。翌日後悔しないためにも、飲み会の帰りにスポーツドリンクを買ってちゃんと飲んでおきましょう。
むくみ体質改善のまとめ
リンパマッサージは対症療法だと心得るべし!
むくみの解消にリンパマッサージをする方は多いですが、起きた症状に対応するよりも、症状が起きないようにすることのほうが重要です。
むくみを改善するのではなく、むくみ体質を改善しましょう。
まずふくらはぎを動かすことを意識しよう
塩分の摂取量を意識、改善するよりもふくらはぎを動かすことを意識するほうがよっぽど簡単だと思います。まず日常的にふくらはぎを使うようにしてみてそれでもむくみが改善できないならば塩分摂取量を疑ってみると良いでしょう。
むくみも取れずに脂肪が取れるか
ダイエットは体重よりも見た目が大切です。摂取カロリーをコントロールする前にむくみ体質を改善するほうが目的への近道になる場合もあると思うので、ぜひむくみやすいひとは体質改善を目指して4つのことを意識してみてください。