痩せる方法を調べる前に!ただしく体重を計れるようになろう
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最終更新日:2013/12/05
ダイエット方法を徹底解説
痩せる方法を教えてください。とよく訊かれますがわたしはまず「ただしく体重を計れますか?」と訊くようにしています。
ダイエットは続けることがいちばん大切で、続けることがいちばん難しいものです。ダイエットを続けるためにはモチベーションが必要です。ひとによって効果的なモチベーションは異なりますが、ほとんどの場合においてもっとも効果的なダイエットのモチベーションは「体重が減っている」という事実です。
ですから、正しく体重を計ることができるということはダイエットを続ける上で重要な要素になります。あなたが最高の結果を得るためにこの記事でただしい体重測定の方法を理解してください。
間違いだらけの体重測定の原因は心理状態にあり
わたしの周囲のダイエッターのお話を聞くと間違った体重測定を行っているひとがたくさんいます。特に多いのは
- お風呂あがりに計る
- あんまり食べてない日だから計る
このふたつがダントツに多いです。ダイエッターがこのタイミングで体重を計ろうとする理由はひとつ「体重が増えて表示されるのが怖い」からです。お風呂あがりで汗をかいていればその分体重計には軽く表示されるだろう、今日あんまり食べてないから体重が増えていることはないだろう、と自分の体重に自信があるときにしか体重を計れなくなってしまっているのです。
ではどのタイミングで体重を計ればよいのでしょう。
痩せたいなら体重は朝計る!
ひとのカラダは一日のなかでも体重が増減します。ですから毎日おなじ条件、おなじ環境で体重を計ることで自分の体重の推移をはじめて知ることができます。
体重計に乗るタイミングは、毎朝起床後、トイレに行った直後に計ってください。このタイミングで計測することで、一日の食事量や水分補給量、運動量、疲労度などから影響を受けていない体重の推移を知ることができます。
他に気をつけることは
- 体重計の中央に立つこと
- 水平に置かれた体重計に乗ること
- 家庭用体重計に表示される体脂肪率は無視する
体重計は乗る位置によって軽く表示されたりするのでいつもおなじ位置に乗り体重を計りましょう。
水平に置かれていない体重計ではただしい数値がでないので、水平になっているかを確認しましょう。
家庭用体重計に表示される体脂肪率はただしくないので無視しましょう。ほとんどの家庭用体重計はまず「年齢、性別、身長」を入力することが求められます。これはその「年齢、性別、身長」でこの体重ならば統計的にこの体脂肪率、という風に表示しているためです。あなたの体脂肪率ではなく、あなたの体重、身長、性別、年齢ならだいたいこんな体脂肪率ですよ、を表示しているだけなのです。なので特に気にする必要はありません。
余談ですが、体重計には北海道用と沖縄用というように使う地域によって設定が少し異なります。これは地球の赤道に近い沖縄のほうが重力が弱く、体重が軽く表示されるからです。
沖縄で体重100キロのひとが北海道で体重を計ると体重が100.125キロになります。誤差も誤差ですが、日本には体重計が北海道用、本州用、沖縄用の三種類あります。余談でした。
体重の増減をただしく知ることがダイエット成功の第一歩
ダイエットを続けるにはたくさんのモチベーションが必要になります。そしてもっとも効果的なモチベーションは「体重の減少」です。
ただしく体重を計ることができるからこそ、体重が減った喜びをやる気に変え、体重が増えた悲しみを反省に変え、ダイエットを成功に導くことができるのです。
あなたが素晴らしいダイエット体験をするには、「痩せる方法を調べる前にただしく体重を計れるようになる」必要があるのです。
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