ダイエットの敵「便秘」を高確率で解消する病院で教えてもらった方法
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ダイエット成功のために必要なこと
わたしの姉は高校生くらいの頃から慢性的な便秘でした。
「なんか治す方法ないかな」とこの前、病院の便秘外来に行き、そこで教えてもらった方法でかなり改善しました。
ダイエッターで便秘でお悩みのひとは少なくないので、この方法を試してもらえたらと思ってシェアします。
目次
便秘の原因は落下腸だった
姉の便秘の原因は「落下腸」でした。聞くと便秘外来を訪れる患者さんの7割くらいは落下腸とのこと。
落下腸ってなに?
落下腸とは大腸の位置が下にさがってしまった状態のことをいいます。
写真の左上が落下腸のひとが立った状態のとき、右上が落下腸のひとが逆立ちしたときです。写真の下の段の落下腸ではないひとと比べると一目瞭然です。
女性は男性より骨盤が広いために腸が落ちやすいそうです。というか腸ってこんなに動くんですね・・・。
落下腸だと便が通れない
腸が正常な位置にないと便が曲がり角を通過できないようになります。姉はヨーグルトを食べても、オールブランを食べても便秘が改善しなかったのはこのためでした。
自分が落下腸じゃないか確認しよう!
大腸はCTなどでは映らないらしいので、正確にはレントゲンで確認するのですが自分でチェックする方法もあります。
- 下っ腹がぽっこり出ている
- 割とちいさい頃から便秘がち
- 腹痛を伴う便秘をしたことがある
- 便秘のあと下痢になったことがある
2個以上該当すると落下腸の可能性があるそうです。
落下腸の便秘を解消するマッサージ
落下腸が原因の便秘は大腸の位置をもとに戻し、便が通りやすくすることで解消できます。
まず仰向けに寝て、腰の下にクッションを入れる
腰が浮くことで落ちていた大腸が正常な位置にもどりやすくなります。
下腹部からおへそまで手で押し上げる
腰を浮かせた(クッションを入れた)まま下腹部からおへそまで両手で押し上げます。強さは皮膚がへこむ程度で。
このマッサージで正常な位置に大腸が戻します。約1分行います。
下腹部を指でトントンとつつく
下腹部をトントンとつつくすることで、直腸の前にあるS状結腸に刺激を与えます。正常な位置に戻った大腸に蠕動運動を起こさせて便意を促せることができます。こちらも1分間行います。
マッサージのタイミングは朝と寝る前がベスト
朝と寝る前に行うのがもっとも効果があるそうです。でもお医者さんが言うには時間があるときだったらいつでもやっても良い、だそうです。
マッサージの効果はどれくらいあるの?
姉はマッサージをするとだいたい30分後くらいに便意が来るそうです。驚くくらい自分には効果があったと言っていました。
あとお医者さんにはサツマイモなど食物繊維が豊富なものを食べること。腹筋やウォーキングなどの運動もすること。朝は水をコップ一杯飲むことを勧められたそうです。
(上の画像はテレビで落下腸の特集のときのものを使っています)
便秘を解消するとダイエットも捗る!
ダイエットをすると普段よりも食べる量が減るので、どうしても便秘になりがちです。便秘にも様々な原因があると思いますが、ヨーグルトやオールブランなどの食物繊維を食べてもあんまり効果がない方はこのマッサージを試してみる価値があると思います!
もしわたしの姉にだけ効果的だったら困るので、実践してみて効果があった方はぜひ教えてください。