5:2ダイエットはダイエッターの救世主になるか
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最終更新日:2013/12/16
ダイエット方法を徹底解説
数日前にテレビ番組で5:2ダイエットが紹介され日本でもにわかに注目を集め始めましたね。
これから5:2ダイエットについてたくさんの質問を受けるであろうことを想定して自分用の備忘録として今回の記事を書きます。
目次
話題の5:2ダイエットとは
5:2ダイエットの基本的なルール
- 1週間のうち5日間は普通の食事を摂る
- 1週間のうち2日間はファスティングデイ(プチ断食日)とする
- ファスティングデイは連続して行うのはダメで必ず日をあける
- ファスティングデイは完全な断食ではなく男性は600kcal女性は500kcalを目安に行う
5:2ダイエットで得られる効果は
- 体重の減少
- 心疾患のリスク減少
- 血糖値、コレステロール値の減少
- アルツハイマー病の予防
などがあると言われています。わたしはただのダイエットインストラクターなので心疾患やアルツハイマー病の予防と言われても語れることがないので今回は体重の減少に絞って書いていきます。
5:2ダイエットはおすすめできる方法か?
わたしは流行っているダイエットはあんまりおすすめしていません。理由は「ダイエットとはカロリー管理に尽きる」と経験則で知っているからです。
流行るダイエットは「カロリー管理」をおろそかにしているものが多いので好きではないのです。
ですが5:2ダイエットは言ってしまえば、カロリー管理を毎日継続するものから、週に2日間だけのものに変更しようとする試みです。わたしはこの点に興味を持ちました。やはりカロリー管理を毎日継続するのはつらいものですから、週に2日間だけで済むならそれに越したことは無いと思ったのです。
こうなると調べるべきは本当に効果が期待できるか、です。
まずはカロリーの計算をしてみましょう。
5:2ダイエットでは、5日間は2400kcalを摂り、2日間だけ600kcalを摂る男性の場合、1週間で13200kcalを摂取します。
通常のダイエット(毎日のカロリー管理)に当てはめた場合1日1880kcalという食事制限をしていることと同じ効果が得られます。
男性で1日1800kcalの制限を毎日続けるのが辛い、というひとにはおすすめのダイエット法と言えるかもしれません。
決して劇的に痩せていくような方法ではなく、あくまで健康的にゆっくりと痩せていく方法だと感じました。(たぶん1ヶ月に2kgくらい痩せれば大成功というイメージ)
5:2ダイエットで難しい点は
- もちろん通常日は暴飲暴食でオッケー!というわけではない
- ファスティングデイは炭水化物を摂らずに、たんぱく質や野菜、果物を食べること
この2点でしょうか。
あと運動をしなければ減量が止まってしまう時期が早そうとも感じました。(提唱者はファスティングデイに軽めの運動を推奨しています)
こういうひとに5:2ダイエットはおすすめ
- 毎日のカロリー管理が面倒で続かない
- ゆるやかに痩せたい
- 運動の時間が作れる
5:2ダイエットの最大のメリットは健康面かもしれません。残念なことにダイエットのことしか知らないわたしが語ることはできませんが、ある程度高齢の方にもおすすめできるダイエット方法なのかもしれません。
ちょっと歯切れの悪い結論ですけど、自分への備忘録なので許してね!
※5:2ダイエットのことはこちらのサイトがたぶん日本でいちばん詳しいです。(マイケル・モズレー式5:2ダイエット http://thefastdiet.jp)
参考にさせて頂きました。ていうかモズレー博士本人からメールもらったりしててスゴイ!
簡単に動画で5:2ダイエットを知りたいならこちらの動画がおすすめです。